夫婦のすれ違いを感じていませんか？

夫とのすれ違いを感じている、夫の気持ちが分からない、どうして良いか分からないと日々寂しさ・虚しさ感じますよね。
気づいたら話し合うこともできなくなっている人もいるかと思います。
いつからそうなってしまったのでしょうか？夫婦再構築したいのであれば、掛け違えたボタンをかけ直す必要があります。
今回は夫婦のすれ違いがどのように起きているのかを書いていきたいと思います。

自分の話を聞いてほしい妻

お互いの話を聞き、何でも共有し、夫婦二人で乗り越えたいと願うのが多くの妻だと思います。
夫が帰宅後、夫が留守中にあった出来事を話します。子供の学校のこと、ご近所のこと、自分の仕事のことなど、聞いてくれる相手が夫しかない場合聞いて欲しくて長くなることもあるかもしれません。時には愚痴や不満も吐き出すこともあるかもしれません。妻が望んでいるのは夫が受け止めて、気持ちを分かってくれること。

妻の期待とは違う反応の夫

妻が一生懸命話をしても、いつの頃からか適当な返事、話をしても上の空、鬱陶しがる、避けるなどの態度を取られる人もいるかもしれません。妻が一番話を聞いて欲しい時、気持ちに共感して欲しい時にそのような反応だととても悲しくなりますよね。夫も仕事でのストレスがあったり、何かうまくいかない問題を抱えていたりして、会社の不満や愚痴も溜まっているのかもしれません。

すれ違っているの根本は何か？

妻は夫に頼りたい、夫と共有し気持ちを分かって欲しいという気持ちが大きい場合、話を聞いてくれなかったり、気持ちに共感してくれない夫に対してひどい！どうして！という不満が溜まってきます。悲しい・虚しいなどの感情や怒りも湧いてくるでしょう。元々誰かに頼りたい、親密な関係になりたいという気持ちが強い傾向の人はより強く感じてしまうかもしれません。

一方夫は自分にもストレスや疲労があり、愚痴を聞いて欲しいくらいなのに、帰宅して早々あれこれ聞かされるのはキツい、余裕がないと考えている可能性もあります。悩みや困り事があっても家族に打ち明けずに一人で抱えている夫もいます。助けを求めず何事もないように振る舞い、妻から相談されても同じようにクールに対応し、しまいには怒りで反応してくることもあります。元々他人にあまり関心がなかったり、必要以上に頼られたりすると面倒で逃げたくなる傾向の人もいるのです。

すれ違いを感じた時の対処法

・夫の状況・事情も考えてみる
　夫は夫で大変なのかもしれないと理解すると、もし冷たい対応を取られても必要以上に傷つかなくて済みます。また夫の悩みを聞いてあげることで夫も心が軽くなり、妻の話にも耳を傾ける余裕ができるかもしれません。

・夫とのタイプの違いを理解する
　私は夫に頼りたい、私の気持ちに共感して欲しい、夫と親密になりたいと思っている。一方夫は元々親密なつながりを持つのが苦手な人だとすると、ここは幼少期から親子関係が影響しているので、相手に変わってもらうことは難しいかもしれません。相手に自分の理想通りの反応を期待してしまうと苦しくなったり不満が溜まるので、夫は自分の気持ちを表現したり私の気持ちに共感するのが苦手なタイプなんだと捉えるのも一つです。

・夫以外に頼る
　夫に全て満たしてもらおうとすると、その通りにいかない場合寂しさや虚しさを感じてしまいがちです。依存先は一つではなく多くあった方が良いと思います。友達、親、その他趣味で繋がった仲間など、夫以外の他者に話すことで解決できることもあるかと思います。時にはプロに頼るのもありかもしれません。違った捉え方ができるようになると解決の糸口が見えてくることもあります。

私も夫には分かって欲しい、共感してほしいと過去思っていました。元々幼少期から寂しい思いがあったからか、夫にだけは私を理解して欲しいという気持ちが強かったです。一方夫は面倒なことは嫌い、私のネガティブな部分を受け入れたくなかったようです。そんな夫の対応が冷たく感じ、悲しみや寂しさを抱えていました。そんな私たち夫婦は長い間ですれ違いがどんどん大きくなってしまいました。
一度腹を割って話し合ったところ、夫は夫で仕事のストレスやプレッシャーを抱えていて余裕がなかったのもあったことが分かりました。人は誰でも苦しい時、辛い時は相手の気持ちや相手の立場に立つということが難しくなります。
すれ違いを感じたら自分自身の悲しい・寂しいといった気持ちを受け入れた上で、夫の立場でも考えてみると、自分の中の気持ちも変化し、夫婦関係が良いものになっていきますよ。